水琴窟をご存知でしょうか?
日本庭園によくある水場(つくばい)から流れ落ちた水を使って、音を奏でる装置のことです。
水琴窟の仕組みは、水が滴る洞窟をイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
洞窟で水滴が落ちると、洞窟内の響きが加わった独特の音になりますよね。
水琴窟も同じで、つくばいの近くに埋められた瓶(かめ)の底に水がたまっていて、つくばいから流れ出た水が滴り落ちることで、音が響き鳴るようになっています。
派手な音ではないですが、なんともいえない不思議な音で、日本らしい奥ゆかしさを感じることができます。
水琴窟は江戸時代に庭師によってはじめて作られたと言われています。
日本各地にあるお寺などに水琴窟が設置されていることがあるので、調べてみるといいでしょう。
水琴窟はASMRに最高
最近はASMRの盛り上がりもあって、こういった環境音が注目されていますよね。
そんな水琴窟の音をsaomiさんという方がYOUTUBEにアップしています。
saomiさんの動画は水琴窟の音だけでなく、川の流れる音やかえるの鳴き声など環境音もミックスした音で聴けます。
また、映像も美しく、耳だけでなく目からもASMRを感じることができるでしょう。
癒やし効果抜群の水琴窟。ぜひ聴いてみてください。