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AG小粒forASMRを試してみたらすごかった!

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「えっちなイヤホン」として話題になったASMR専用イヤホンfinal E500。

そのワイヤレス版「小粒forASMR」が発売されたということで、ASMR専門ブロガーのぼくとしてもこれは使ってみなければと思い、実際に購入してみました。

小粒forASMRを購入するか迷っている人に、少しでも参考になれば幸いです。

小粒forASMRでASMRを聴いた率直な感想を書きなぐる

さっそく期待をふくらませながら梱包をあけ、イヤホンを取り出し、耳に装着し、YOUTUBEのASMR動画をスタート!

・・・・。

ん?意外に普通じゃね?

ぼくは日ごろ、iPhoneの純正イヤホンを使ってますが、その音に慣れているせいか、そこまで劇的な変化を感じれなかったというのが第一印象。

ぼくは10年以上、音楽制作をやっていたので耳にはある程度自信があります。

そんなぼくでも、たいした違いを感じれなかったということは、普通の人が聴いてもあまり変わらないんじゃないかなって思ってしまいました。

ASMR専用ということで期待しすぎたからなのか、iPhone純正イヤホンに慣れすぎてしまったからなのか。とりあえずその日は期待外れの残念な気持ちでふて寝しました。

もしかして音の明瞭感、方向感がぜんぜん違う?

2日目も同じように小粒forASMRでASMR音源を聴いてみました。

すると、まず音の明瞭度が違うことに気づきました。

なんというか澄み切った音というか、くもりがない音というか。水道水とミネラルウォーターの違いみたいといいますか。

2日目にして小粒イヤホンの音のリアル感に気づきました。

また、音の方向感がより明確になったような気もします。

ASMRというのは、鳴っている音の方向性を感じることで気持ちよさが増すと個人的に思っているのですが、それが小粒イヤホンで聴くことでより明確になったような気がします。

目の前で鳴っている音、遠くで鳴っている音、左側で鳴っている音、右側で鳴っている音、それぞれ音の方向感がはっきりしていて、臨場感がすごいです。

そしてもう一つ感じたことは、今まで聞こえてこなかった音が聞こえてくるようになったということ。

細かい摩擦音、気泡が割れる音、メインで鳴っている音以外の今まであまり聞こえてこなかった小さい音が、よく聞こえてきます。

この細かい音は配信者が意図していない音で、偶発的に発生した音です。それがメインの音と混ざり合って複雑な音色になるので、より心地の良い音に聴こえます。

ただ、今まで聞こえてこなかった音が聞こえてくるというのは、デメリットの場合もあります。

例えば、配信者の録音環境から発生するノイズが目立つようになったこと。

遠くで鳴っている冷蔵庫の動作音だったり、パソコンの動作音だったり、配信者によってはASMRでは入ってほしくないノイズがより聞こえてくるようになることもありました。

要するに、あまり細部にまで気を使っていない配信者だと、荒が目立ってしまうこともあるということです。

極端な話、今まで推していた配信者の動画を小粒イヤホンで聴くことで、ノイズの荒が気になってしまい、好きではなくなってしまうこともあるのかなと思いました。

以上、ぼくが小粒イヤホンを使って、実際ASMRを聴いてみた率直な感想を書きなぐってみました。

一回聴いたぐらいでは感動するほどの違いがあるわけではないけど、小粒イヤホンの音に慣れていくと、このイヤホンのすばらしさが理解できるようになります。

なぜASMR専用?小粒イヤホンは普通のイヤホンとなにが違うのか

イヤホンというのは、各メーカーそれぞれ音が違うものです。

なぜ音が違うのかというと、イヤホンの音が出るところであるドライバーユニット(小型スピーカーのような部分)の、大きさや種類が違うことが主な理由です。

イヤホンによってドライバーの大きさはいろいろあって、大きければ大きいほど低音がよく出るようになります。

またドライバーユニットに使われている素材や質などによっても、音は大きく変わってきます。

そしてこのドライバーユニットの音をチューニングという作業によって、めざしている音に調整していくことが、そのイヤホンの特徴を形作る1つの方法です。

チューニング作業というのは、密度の違うフィルターをドライバーユニットに貼り付けたり、音の出口に貼ることで低音を抑えた音にしたり、高音がよくでる音にしたりすることができます。

この音質の調整は、よくイコライザーという機器(周波数ごとに音量を変えていく機器)で行われることがよくありますが、その作業をドライバーユニット自体に直接施工することで変えていくのがイヤホンでの音作りです。

長々と説明しましたが、小粒イヤホンはこのドライバーユニットの選定とチューニングによって、ASMR音源に最適な音になるように調整されているというわけです。

市販されている様々なイヤホンを音の特性で分けると、

  • 高音と低音が強調された「ドンシャリ」傾向のイヤホン
  • 高音と低音が抑えられて中音域の音が強調された「かまぼこ」傾向のイヤホン
  • 周波数特性が「フラット」傾向のイヤホンなどがあります。

小粒イヤホンは、その中でもフラット傾向にチューニングされています。

フラット傾向にチューニングされた音というのは、より原音に近い音でリアルな音になるため、ASMR音源を聴くには適しているといえます。

フラットなチューニングにすることで音がより鮮明に聞こえ、鮮明に聞こえる分、音の距離感や方向感を強く感じることができるのではないかと思いました。

ほとんど市販されているイヤホンというのは、音楽を聴くという目的で作られています。

ですので、音楽が一番よい音で聴けるように、イヤホンがチューニングされています。

音楽を聴くイヤホンは、低音が強調された音が好きな人が多いことから、ドンシャリ傾向にチューニングされたイヤホンが多いです。

その点、ASMRというのは低音はそれほど重要ではなく、音のリアル感、方向感が重要なので、小粒イヤホンはフラット傾向にチューニングがされているというわけです。

小粒forASMRは寝ホンとしては微妙

ASMRを聴く人の中には、就寝する際に寝ながら聴くという人が多いと思います。

そのため、できるだけ耳に圧迫しない小型のイヤホンを使っているという人もいるでしょう。

その点、小粒イヤホンはどうなのかというと、寝ながら使うには微妙というのがぼくの意見です。

小粒という名前ですから、寝ホンとしても使えるのではないかと想像してしまいますが、やはりワイヤレスということもありそこそこ大きい。

実際、小粒イヤホンを装着してベッドで寝てみましたが、横向きになると枕でイヤホンが押し付けられて、耳穴が圧迫されるのを感じます。

小粒イヤホンは、ワイヤレスイヤホンの中では小さい部類になりますが、耳穴にすっぽり収まるわけではなく少し出っ張ってしまいます。

そのため横向きで寝たとき、耳に圧迫感を感じてしまうんですね。

もちろん横向きに寝ないという人や、多少の圧迫感なら気にしないという人であれば、寝ホンとしてもぜんぜん使うことはできます。

ただ、せっかくASMR専用イヤホンとして売り出しているのですから、もう少し小型にすることができたら完璧だったのになと感じました。

寝ホンとして使えるおすすめイヤホンについては、こちらの記事で書いていますので参考にしてみてください。

ASMRを寝ながら聴くときに最適なイヤホン「寝ホン」を紹介

ASMR専用だけど音楽でもいける

小粒イヤホンはASMR専用として売り出されていますが、音楽を聴いてもOKです。

実際、ぼくがいつも好んで聴いている曲を再生してみましたが、ぜんぜん問題ないです。

むしろ音楽用のワイヤレスイヤホンと比較しても、音はよい部類に入ると思いました。

とくにボーカルものは声がより近くで鳴っているような臨場感があり、迫力を感じます。

ただ、さきほども言いましたが、小粒イヤホンはフラット傾向のチューニングがされているため、派手な脚色がされていないぶん、聴くジャンルによっては面白くない音になることもあります。

低音バリバリ、ドンシャリ傾向のイヤホンを好んで使っている人には、物足りなさを感じてしまうかもしれませんね。

小粒イヤホンの購入を迷っている人にアドバイス

ASMR好きの人にとって小粒イヤホンは、とても魅力的なイヤホンだと思います。

でも、価格がamazonで7,480円とそこそこの値段。

その点、有線バージョンのE500であれば2,000円ちょっとで購入できます。

ワイヤレスにこだわりがないという人であればE500で十分です。

ただ、いまどき外で有線のイヤホンをつけるのは嫌だなという人や、外でもASMRを聴くという人はやはり小粒イヤホン1択でしょう。

そこで、購入を迷っている人に提案したいと思います。

とりあえず小粒イヤホンを購入して1週間ぐらい使ってみる。

その中で、あなたにとってこのイヤホンが7,480円の価値があるかどうかを見極める。

そしてもし、そこまでメリットがないと感じたなら、メルカリで売ってしまう、というのはどうでしょう。

小粒イヤホンはメルカリでも人気があって、買ったばかりのものであれば6,000円ぐらいで売ることができます。

手数料と送料をあわせるとトータルで2,000円ぐらい損をしてしまうのですが、レンタル料と思えば悪くないんじゃないかなと思います。

もし中古品でいいのであれば、最初からメルカリで購入するのもありです。

で、ちょっと使って自分にとって価値がないなと感じたなら、またメルカリで売ってしまえばいい。

逆にメルカリで中古品を購入したほうが、損は少なくて済みますが、中古品は嫌だなと思う人もいるでしょう。

こんなふうにメルカリを活用すれば、購入で失敗したとしても最小限のリスクで済むことができます。

まとめ

ここまで小粒イヤホンについて、個人的な意見や特徴をできるだけ詳しく書いてきました。

amazonのレビュー数を見ても、このイヤホンがとても人気があるというのがわかると思います。

日ごろASMRを好んで聴いているという人であれば、一度は使ってみたいと思いますよね。

小粒イヤホンの購入を迷っているという方は、amazonのレビューを読んでじっくり検討してみてください。

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