最近のスマホに搭載されているカメラは、かなり高性能になってきています。
iPhoneなどのカメラだけでも、十分Vlogをとることは可能です。
ただ、やはり一眼レフなどに比べると画質はまだまだなのが現状。
ここではそんなスマホのカメラでは満足できないという人に、おしゃれなVlogを撮るのにどんなカメラを選んだらいいのか、実際どのカメラがおすすめなのか紹介したいと思います。
目次
結論!おしゃれなVlogを撮るには一眼レフorミラーレスカメラがおすすめ
動画撮影ができるカメラには以下のようなものがあります。
- 一眼レフカメラ
- ミラーレスカメラ
- コンパクトカメラ
- ハンディカメラ
- アクションカメラ
- スマホカメラ
それぞれメリットデメリットがあるのですが、美しい映像でおしゃれなVlogを作るには、一眼レフカメラかミラーレスカメラを断然おすすめします。
一眼レフやミラーレスカメラはなんといっても、美しいぼけ感のある映像を撮ることができるからです。
この背景がぼけるかぼけないかの違いだけで、映像の雰囲気がガラっと変わります。
機種によってはコンパクトカメラでもぼかすことができる機種がありますが、一眼レフ、ミラーレスカメラほどぼかすことはできません。
またアクションカメラは軽くて高画質ですが、こちらも一眼レフやミラーレスカメラのようなぼけ感がある映像は撮れません。
一番おすすめできないのは運動会などで使用されることが多いハンディカメラ。
ズームインズームアウトがスムーズで持ちやすさもよく、手持ち撮影のしやすさは抜群なんですが、映像のクオリティは高くないです。
ということで、これからおしゃれなVlogを撮りたいと思っている人は、はじめに一眼レフもしくはミラーレスカメラの購入をおすすめします。
動画がきれいな一眼レフ、ミラーレスカメラのおすすめを紹介
パナソニック LUMIX DC-GH5
YOUTUBERの間では定番中の定番、パナソニックのミラーレスカメラGH5です。
他の動画関連のブログでも必ずおすすめに入ることから、間違いないカメラといえます。
なぜGH5がおすすめなのかというと、数ある一眼レフカメラ、ミラーレスカメラの中でも、動画撮影に重点をおいているからです。
他にも同じ価格帯の一眼レフやミラーレスカメラはあるけど、GH5ほど動画に特化しているカメラはないです。
高画質なのはもちろんなんですが、ボディ内に搭載されている強力な手ブレ補正が大きなポイントになってきます。
手ブレしている動画というのは、見ている方からすると本当に苦痛です。
どんなに高画質な動画でも、映像がブレブレだったら見るに堪えないですよね。
その点、このGH5は手持ち撮影でもなめらかな映像を撮ることができます。
特に外で歩きながら撮影することが多い人は、GH5の強力な手ブレ補正は重宝するでしょう。
また、バリアングル液晶は、撮影しながらモニターを確認できるので、自撮りをする人にかかせない機能です。
他にも4K撮影ができたりLOG撮影ができたりと、Vlogを撮るための機能がすべてそろっているカメラなんですね。
ただ、価格が20万とちょっと高いのがネック。
おしゃれなVlogを撮るカメラとしては間違いないですが、そこまで本格的に撮る人じゃない限り、なかなか手が出せない価格かなと思います。
SONY α6400
今年の1月に発売さればばかりのSONYミラーレスカメラα6400です。
このカメラをVlog撮影におすすめするのは賛否両論ありそうですが、使う用途によっては超おすすめです。
α6400の最大の欠点は手ブレ補正がないこと。
ですので、外で手持ち撮影をする機会が多い人は、まったくおすすめできません。
でも、家の中で撮影することが多い人、外でも三脚を使った撮影をする人、ジンバルを使って手ブレ補正をする人であれば、α6400はめちゃくちゃコスパがいいカメラなんです。
α6400のよいところは
- とにかく動画がきれい
- チルト液晶でモニターを確認しながら撮れる
- 30分以上連続して撮ることができる
- 4K撮影に対応
- Log撮影ができる
- 安い
といったところ。
この中でも声を大にして言いたいのは、動画がめちゃくちゃ高画質であるのに安いというところです。
さきほど紹介したGH5は20万前後するのに対して、α6400は10万ちょっとですからね。
カメラに20万はさすがに出せないと思う人でも、10万ぐらいなら手が届くのではないでしょうか。
また、ボディが小さいというのもメリット。
いくらミラーレスで小型になったからといっても、GH5はそこそこ大きいです。
重量もそれなりにあるので、ずっと手持ち撮影するにはつらいんですよね。
こういったことからもα6400はおすすめなんです。
ちなみにα6400の上位機種、α6500であればボディ内手ブレ補正が搭載されているので、6400の最大の欠点を解消することができます。
ただ、チルト液晶ではない、値段が上がる、ということから今回α6400を紹介しました。
軽量で手軽に撮れるコンパクトデジタルカメラのおすすめを紹介
Canon PowerShot G7X MarkII
こちらはいわゆるコンデジと呼ばれるカメラです。
一眼レフカメラやミラーレスカメラよりは画質は劣るけど、コンパクトで持ち運びがよく、スマホよりも画質がきれい、という立ち位置のカメラ。
悪く言えば中途半端なカメラなんですが、コンデジを使う最大のメリットはコンパクトであるということです。
やはり外で動画を撮るとき、一眼レフやミラーレスカメラのような大きめのカメラは、気軽にとはいかないんですよね。
その点、G7Xのようなコンデジは、バッグに入るし、サクッと取り出してサクッと撮ることができる。
日常を撮ることが多いVlogには最適なんじゃないかなと思います。
一眼レフやミラーレスカメラのようなボケ感はでませんが、十分きれいな動画を撮ることができます。
画質よりも可動性、運搬性を重視したい人はG7Xおすすめです。
番外編 OSMO Pocket
ドローンの製造で有名な中国の会社DJIが開発した、これまでにない新しいカメラです。
位置づけとしてはコンパクトカメラに属するのでしょうか。
なにが新しいかっていうと、すでにカメラにジンバルが付いているところ。
小型なのに高画質で手ブレに強いと、至れり尽くせりのカメラなんです。
ただ、高画質ではあるけれど一眼レフやミラーレスカメラのような、ぼかしがきいた美しい映像は撮れません。
一眼レフやミラーレスカメラをメインにして、外出先でOSMO Pocketを使ったら最高なカメラだと思います。
まとめ
以上、2019年版おしゃれなVlogを撮るためのおすすめカメラを紹介しました。
とはいっても、それぞれVlogのスタイルは違うだろうし、めざすレベルも違うでしょうから、ここで紹介したカメラに共感できないという人もいるでしょう。
他にもよいカメラはたくさんあるので、あなたの撮影スタイルにあったカメラを見つけることができたらいいなと思います。
まずは自分がどんな映像を撮りたいのか、その映像を撮るにはどんなカメラが適しているのか、といったことをじっくり考えて、あなたに最適なカメラをみつけてくださいね。